小児の伝染性紅斑でも関節痛の症状がみられることがある

小児の頬を中心とした顔面紅斑、口囲蒼白、その後の四肢の伸側に優位なレース状紅斑といった皮疹でこの病気を診断し、その2週間ほど後に起こるであろう親(特に女性である母)の関節痛の出現に注意喚起するというイメージが伝染性紅斑にありました。このたび風疹様から上記の典型的な皮疹を経過して関節痛というケースを経験して疑問があったのですが、小児でも関節痛の発症率は約10%以下程度あるとのことでした12

  1. Human parvovirus B19.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12097253 ↩︎
  2. 伝染性紅斑とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html ↩︎

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